February 21, 2013

13年2月第2週の日本株市場では主要株価指数が高安まちまち

by hisashi.hoshizaki.

2月第2週(2月15日に終わった週)の日本株市場では、日経平均が週間で0.2%高と2週間ぶりに反発した一方、TOPIXが同1.6%安と14週間ぶりに反落。20ヵ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、日銀による大胆な金融緩和と円安が容認されるのか、楽観的な見方と警戒的な見方の間で、市場心理が揺れ動いたうえ、大胆な金融緩和を支持する人材が次期日銀総裁に就任できるのかという警戒感も加わって、円安に急ブレーキがかかったため、相場は乱高下、週間では主要株価指数が高安まちまちに。

REUTERS/Toru Hanai

REUTERS/Toru Hanai

G7声明は円の過度な動きに懸念を表明したものとG7関係筋が指摘し、円安に急ブレーキがかかったが、これは最近の円安ピッチが速過ぎることに懸念を表明したのであって、円安基調そのものを阻止しようとしたのではないとみる。主要国の財務相・中央銀行総裁は、急ピッチな円安が引き金となって、通貨安競争に対する不安が煽られ、為替相場が過度に不安定な動きとなることを望ましくないと考えたのだろう。これまでに、米国経済の回復を支援するため、米連邦準備理事会(FRB)は本格的な量的緩和を3回実施し、そのうちの2回までが、大幅な米ドル安につながった。英中銀のイングランド銀行も、景気回復を支援するため、本格的な量的緩和を実施し、ポンド安につながっている。このため、先週末の主要20ヵ国(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、デフレ脱却を目指した日本政府・日銀による大胆な金融緩和は、実質的に容認されたと受け止めている。大胆な金融緩和は円安を目指したものではなく、デフレ脱却を目指したものという説明を、日本政府・日銀が強調したことも奏功。このため、円安トレンドと日本株市場の上昇基調の再開が期待される

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